ミュージカル「キミゼロ」稽古シーン公開【ミュージカル「経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。」】

ミュージカル「経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。」が2024年8月16日(金)から25日(日)まで、新宿村LIVEにて上演される。

 同作は、長岡マキ子によるライトノベル「経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。」の初のミュージカル化作品。

【STORY】
オタクな陰キャ男子「リュート」(加島 龍斗)と学年一の美少女ギャル「ルナ」(白河 月愛)が、ひょんなことからお付き合いをすることに!そこに清楚系美少女の転校生「黒瀬 海愛(まりあ)」が2人に急接近!
3人を取り巻く、スクールカースト最上位のギャル仲間「ニコル」(山名 笑琉)と「アカリ」(谷北 朱璃)、オタク仲間「イッチー」(伊地知 祐輔)と「ニッシー」(仁志名 蓮)も加わり、そこへ謎のイケメン浪人生「関家 柊吾」が登場。
青春舞台で織り成す、恋愛の甘酸っぱくも切ないほろ苦さ、友人と共に成長していく微笑ましい恋愛青春ミュージカル。

 キャストは、加島龍斗役に、avexの男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」の雨宮翔。舞台初出演で初主演となる。白河月愛役には、舞台初主演のコスプレイヤー・篠崎こころ。そして黒瀬海愛役には、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン かぐや姫の恋人」で主演を務める本格派俳優の田中梨瑚が名を連ねる。

 さらに、元こぶしファクトリー・浜浦彩乃、元ZOC・西井万理那、といったアーティストグループ出身の女性キャストを起用。森さとる、岸本舜生、岸洋佑といった本格派男性キャストが脇を固める。

 7月30日には、稽古シーンの一部公開と記者会見が都内で開催され、雨宮 翔(GENIC)、篠崎 こころ、田中 梨瑚、浜浦 彩乃、⻄井 万理那、森 さとる、岸本 舜生、岸 洋佑、藤家 和依(総合プロデューサー・主題歌制作)が出席した。

 ミュージカル初出演で初主演を務める雨宮は「みなさんから感じているわけではないのですが、勝手にプレッシャーを自分の中でかけています。座長ということでしっかりしなければいけないのですが、自分自身ポンコツなので(笑) みなさんに頼らせて頂いている部分が多いのですが、キャストのみなさんがすごく気さくといいますか、クラスメイトみたいな雰囲気で本当に明るいし、分け隔てなく稽古以外のところでもすごく仲がいいので、毎日が楽しいです」と声を弾ませた。

 雨宮演じるリュートから告白され彼女になるルナ役の篠崎は「役として彼氏になるのでリュートのことを好きにならないといけないと思っています。なので、リュートが活躍しているシーンなどは稽古場でも見るようにしています。『かっこいいな』と心の底から思って演じられるようにということを心掛けています」と明かした。「リュートは最初は陰キャなのですが、だんだん男らしくなっていきます。物語の終盤になったら『自分からそんなこと言うの!?』みたいなシーンもあるので、そこも楽しみにしてほしいなと思います」とも。

 清楚系美少女の転校生・海愛を演じる田中は「海愛ちゃんは、リュートとルナちゃんの恋をちょっと邪魔しちゃったり、しなかったり……の重要人物といいますか、キーパーソンです。繊細ですごく真っすぐな女の子です。そんなすごく可愛らしい愛される小悪魔を演じていきたいと思います」と笑顔を見せた。

 恋愛青春ミュージカルということで“胸キュンシーン”も盛りだくさんという。雨宮は「もちろん、ルナとリュートのところはあるのですが、それ以外で何が起こるのだろうというところも注目して頂きたいです。ここ(ルナとリュート)だけでは終わらないのが『キミゼロ』なので」とコメント。田中が「色んなところでキュンキュンがあります」と告げると、篠崎も「ひとつのシーンでも、こっちでキュンキュンが起きてて、そのあとこっちでもすぐキュンキュンみたいな同時多発キュンキュンあります」と声を弾ませた。

 同作のオープニングテーマソングは、藤家総合プロデューサーが作詞・作曲し、サビの振り付けを雨宮が担当した。雨宮は「初めてミュージカルの楽曲の振りを作ったのですが、振りの中で歌詞をどうやって伝えようと思ったり、歌詞が素敵なので邪魔をしないような、でもいい具合にマッチできるようなというところを考えながら振りを作りました」といい「1曲を通してみて、各々が抱えるものや『こういう気持ちで踊りたい』というものが見える瞬間が素敵だなと思って。ミュージカルならではといいますか。この作品に携われてすごく嬉しいと言いますか感謝の気持ちが募っています」と心境を明かした。

 雨宮は「みなさんにこの『キミゼロ』という素敵な作品をしっかりお届けしたいなと思っています。ぜひとも、あなたの目でこの作品を見て頂きたいなと思っています。高校生ならではといいますか、甘酸っぱい青春といいますか、高校生ならではの抱えるものもありますので、『こういうことあったな』などと思い出して頂けたらいいのではないかなと思っています」と意気込みを言葉にした。

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